2014-01-01から1年間の記事一覧

冬の満月

今夜は満月。例によってアナグリフ画像。赤青メガネで立体視できます。 2時間ほど間隔を開けて撮影し,視差を得ています。 秤動を利用した立体画像よりも視差が小さいので,ちょっと遠くにある感じに見えます。計算上は10数メートル離れたところに月が浮か…

冬近し

寒くなってきました。オリオンが夜半前に出てくる季節。前景は手賀川の水面。 水面にシリウスとプロキオンも映っています。

皆既月食(2014.10.08)

今夜は皆既月食でした。こちらでは,皆既食中と色の終わりころに雲が去来し,ちょっと欠測になった時間帯があります。天体観測にとって雲は厄介者ですが,雲を利用して,こんな写真。例によってアナグリフ画像です。 赤青メガネで立体視できます。雲が流れて…

しめりの海

しばらく月の写真を怠っていました。 しめりの海。 2014年9月5日撮影。例によってアナグリフ画像です。 赤青メガネで立体視してください。

ランドマーク

星景写真は,ランドマークを取り込んで地域性を出せるのが,ひとつの大きなメリット。その地域を代表する風景の中に星を写し込むのは,地元住民ならではのもの……かも知れない。…と言うのも,何度も現地に通って,適切な場所,アングル,露出条件を決め,しか…

土用三郎

土用の頃に朝焼けの中に見えるオリオン座の三ツ星。これを土用三郎と言う場合があります。土用三郎の伝承としては,夏の土用の入りから3日後(この日の天気で豊凶を占う)と言う話が多いのですが,土用の頃に朝焼けの中に見える三ツ星を三兄弟として「土用…

星も景色も止まって欲しい

星景写真では,通常,固定撮影。 地上の景色は動かず,星は日周運動で動く。 それを利用して星の軌跡を描かせたりするわけですが,星も点像に収めて,地上の景色もブレない写真が欲しくなる時があります。星を点像にしたいなら,赤道儀にカメラを乗せて,ガ…

明けの明星

梅雨の時期は,ほんの少しの晴れ間も貴重です。6/27未明の金星。金星。かなり地球から遠ざかっていて,最大光輝の頃よりは暗くなっている……はずですが,それでも,他の恒星を圧倒する明るさ。金星の上にすばるも見えています。初冬の星座が,もう,明け方の…

巡り合わせ

二日月の立体画像。5/2と5/31の月を使って,立体画像に仕立てました。欠けた月の立体画像は,満月の立体画像よりも作りにくいのです。欠け際の光の当たり具合を揃えるのが大変。 視差の方向=秤動のズレが東西方向になるような画像の組み合わせをしないと,…

月齢1.6

5/30の月。前日の未明に新月だったので,月齢1.6になります。このぐらいの月齢だと,月がすぐ沈んでしまうので,地球の自転を利用して視差を得るのが困難。 そのため,月面を立体視出来る写真が撮れません。(実際には,1年ぐらい離れた同じ月齢の月を選ん…

ティコの夕暮れ

下弦近くの月は,夜半過ぎの撮影になるので,どうしても撮影機会が少ないのですが,頑張って撮ってみました。5/20未明の月。月齢10ぐらいの時期に見え始めるティコが,暮れ始める頃。画面中央よりやや上の,あまり大きくないけど目立つクレーターがティコで…

今年の花見

桜が満開となりました。夜桜に星を入れて,3D画像にしてみました。アナグリフ画像です。赤青メガネで見ると,夜桜が浮き出してきます。 桜を前景に,バックには1等星を2つ,そして火星。 右の桜の木の上に見える赤い星が火星。 その右下の青白い星がおとめ…

極大期

ここしばらく,太陽の活動が活発です。 黒点の活動も極大期を迎えているようです。3/22の太陽面。 極大期に特徴的な,赤道帯の黒点がたくさん出ています。太陽の自転を利用して視差を得て,3Dにしてみました。 アナグリフ画像になっています。

春の月

春になると気流が安定し,月や惑星が見ごろ。……のはずなのですが,今年は冬型の気圧配置の日も多く,気流も荒くて,苦戦しています。3/11に撮った月。ほぼ月面中央部。例によってアナグリフで立体視できます。

月の出

今年最初の満月は,今年いちばん遠地点に近い場所で満月になりました。つまり,今年一番小さい満月。しかし,月の出直後に見える月は,大きく見えてしまいます。望遠レンズで撮影すると,地上の景色の距離感が圧縮されて,さらに大きく見えるような気がしま…