月齢1.6

5/30の月。

前日の未明に新月だったので,月齢1.6になります。

このぐらいの月齢だと,月がすぐ沈んでしまうので,地球の自転を利用して視差を得るのが困難。
そのため,月面を立体視出来る写真が撮れません。

(実際には,1年ぐらい離れた同じ月齢の月を選んで,秤動を利用した立体写真が作れないことも無いのですが。)


そんな事情もあって,星景写真と同じ手法で,地上の景色を入れ,前景が手前に出るようにして3Dにしています。
月そのものは立体的でなく,空の遠いところに浮かんでいるように見えます。
前景に関しては,風景の遠近感が出るくらいの視差を取っています。

アナグリフ画像です。
赤青メガネで立体視すると,夜景が3Dになっていて,月より手前に見えるのが分かると思います。