ランドマーク

星景写真は,ランドマークを取り込んで地域性を出せるのが,ひとつの大きなメリット。

その地域を代表する風景の中に星を写し込むのは,地元住民ならではのもの……かも知れない。

…と言うのも,何度も現地に通って,適切な場所,アングル,露出条件を決め,しかも,夜中に撮影……となると,ちょこっと宿泊した旅先で,このような条件を得るチャンスは,なかなか多くないのです。


そんなわけで,地元,我孫子市を代表するランドマークを使って1枚。

手賀沼親水広場「水の館」の特徴的な輪郭を取り入れて,明け方のオリオン座を。

アナグリフで景色が手前に出てきます。

2Dで撮影した画像が,こちら。

3Dのほうが,圧倒的に臨場感があります。
特に,大きなスクリーンに映し出すと,実際の風景の中に入ったような感覚を味わうことが出来ます。

実際には,肉眼よりも10〜20倍ぐらいの基線を取っていますので,かなり立体感が誇張されています。