新しい望遠鏡で試写

昨年末,新しい望遠鏡を入手しました。
セレストロンのC5。
これまで3年近くR150(15cmニュートン)を使ってきましたが,C5は1インチのサイズダウンで,1/3の軽量化。軽量化のほか,コマ収差の軽減を期待しつつ,マイクロフォーサーズとの相性を検討したいと思いつつ。

このぐらいの口径になると,1インチの口径差は,月の解像度にはそう影響しないかな,と思います。それよりも気流の影響のほうが大きくて……

気流が悪かったのですが,1/2の夕方,試写。

こんな感じです。
およそ16%に縮小しています。
一応,アナグリフ画像。
基線長が取れなかったので,あまり立体感がありませんが,こんなもんですかね。


部分的に切り出して,クレーターのアップ。

赤青メガネで見ると,それなりに立体感が強調されると思います。

気流が悪いので,分解能はこんな感じですが,そこそこに気持ちのいい絵が撮れそうです。

ただ,カメラの接続には,もう少し検討が必要なことを発見。
カメラとピントノブが,一部干渉します。
カメラ回転装置のクランプネジが,完全にピントノブに当たります・
延長筒を買って,ぶつかる部分を後ろに逃がすか……

拡大撮影は,もう少し,しっかりと追い込みたいのですが,月の具合と気流の具合の良い日を待つしかありません。