2015-05-02 嵐の大洋 満月の2〜3日前は,嵐の大洋の中の独立峰が見やすい時期です。右のほうにコペルニクス,やや左下にケプラー。 この2つのクレーターは光条を伴っていて,満月の頃には光条が見やすくなっています。左上の明るいクレーターがアリスタルコス。この辺りは,ざっと観察すると大平原ですが,興味深いクレーターや変わった地形が散在していて,見飽きないエリアです。例によって,赤青アナグリフで立体視できます。 撮影間隔を2時間少々開けていて,月が約8.5m離れた場所に浮かんでいるような立体感が得られています。